2012年01月28日

Connectify(ソフトウェア無線ルーター)のインストールと設定


■ Connectifyとは

Connectifyとは、Windows PCを無線ルーターにするツールです。Liteという無料のエディションもあります。
Windows 7やWindows Server 2008 R2に付属している「Virtual Wi-Fi」という機能を使用してるうそうです。詳しく調べていませんが、対応するNIC、しないNICがあるかもしれません。

Connectifyでは以下のようなことができます。
(例1)有線でインターネットに接続しているPCを仮想のソフトウェアAPにする。
c00-01.png

(例2)無線でインターネットに接続しているPCを仮想のソフトウェアAPにする。 (無線NIC1つのみを使用し、有線NICは使用しない)
c00-02.png

試してみるにあたり、ネットを調べてみたのですが、バージョンが違うのか微妙に設定方法が違っていました。なので自分が試した時のインストールや設定方法を以下にまとめます。(今回は3.2.0.22201 Free)


■ インストール

ダウンロードページ(http://www.connectify.me/download-lite/)の下部のリンク「Download Connectify Lite」からセットアップファイルをダウンロードして起動します。
c01-01.png

ライセンス条項を確認して「I Agree」をクリックします。
c01-02.png

インストール後、再起動が必要なので「Reboot now」を選択して「Finish」をクリックします。OSが再起動されます。
c01-03.png

OSが再起動すると、最初に以下の画面が中央に表示されます。なにか説明が書いてありますが「Continue」をクリックします。
c02-01.png

今回はLiteエディション(無料)で事が足りるので「Try Coonectify Lite」をクリックします。次回OS起動時はこの画面は表示されなくなります。
c02-02.png

右下にはConnectify設定画面が表示されています。ここで少し設定が必要です。(次項へ)


■ 接続設定
c03-01.png
(1) Hotspot Name: SSIDを設定します。プレフィックスの「Connectify-」は変更や削除はできません。今回使用しているLiteではなくProなら変更できるようです。
(2) Password: SSIDに対するパスワードを設定します。あとで出てくるShareing Mode「Open」にする場合は設定する必要ありません。
(3) Internet: インターネット側のネットワークインターフェースを指定します。この画面の例のように無線でも構いません。
(4) Sharing Over: 無線APとして動作させる無線ネットワークを設定します。この画面の例のようにShare Overと同じネットワークインターフェースでも構いません。
(5) Sharing Mode: セキュリティの設定。WPA2、OPEN、WEPの3つが選択できます。
c03-02.png


■ 起動

[Start Hotspot]ボタンをクリックするとソフト無線ルーターとして起動します。

私の環境だと以下のようにとあるHot Fixをインストールしてくれとメッセージが表示されますが、OS再起動して再度試すと表示されなくなって正常に起動できました。
c04-05.png

起動すると、タスクトレイに以下のようなメッセージが表示されます。
c04-01.png

そうすると、無線クライアント側からSSIDが見えてくるので接続します。

接続するとConnectifyの「Cliets」タブのConnected Clientsのところに表示されます。ここでは 192.168.3.0/24のアドレスがクライアントに振られています。ConnectifyがDHCPサーバーにもなっているのですね。インターネット側とは違うセグメントなのでNATしてくれるということだと思います。

c04-02.png

また、タスクバーのアイコンには人がでてきます。
c04-03.png


■ 停止

「Settings」の[Stop Hotspot]ボタンをクリックすると、無線ルーターの機能が停止されます。


■ その他

○ 自動起動設定
デフォルトではOS起動時に無線ルーター機能が自動起動するようになっています。
c09-03.png
自動起動しないようにするには、Windowsのサービスで「Connectify」というサービスを手動または無効にします。


○ Virtual Wi-Fi確認
無線ルーター機能を起動しているときにネットワークインターフェース一覧を見るとConnectifyが使用していることを確認できます。
c09-01.png
プロパティを見るとこの場合「192.168.3.1」になっていて、無線クライアントと同じセグメントであることが確認できました。どいうセグメントを使用するかはConnectifyが自動で決めるようです。あるときは「192.168.195.1」にっていた時もありました。



インストールと設定は以上です。

「スマートフォンを家でWi-Fiで使ってみたいけど、有線のルーターしかなくて・・」というような方にもお試しいただけるかと思います。
他にもいろいろ応用できるかも?

 
posted by webdev at 21:31| Comment(5) | TrackBack(0) | ネットワーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
SharingModeにアクセスポイントモードがなく、Wi-Fi Ad-Hocしか出てこなくてうまくいかないです。もう少し試してみます。
Posted by tm3243 at 2012年02月02日 00:28
無線LANチップが対応しているかどうかはサポートページでわかりました!http://support.connectify.me/entries/20316736-is-my-wi-fi-card-supported
Posted by tm3243 at 2012年02月02日 02:41
サポートページに書いてあるのですね。
リンクありがとうございます!
Posted by webdev at 2012年02月03日 00:18
Connectifyを使っていて今までつかえていたのに、なぜか急に使えなくなってしまいました。。。
具体的にはShare Overのところに”Ethernet Mode Will Disconnect Internet”と出て、
Sharing Modeは"Ethernet"しか選べなくなってしまいました。
当方Windows 7ですが、どのような原因が考えられるのでしょうか?
Posted by k-mits at 2013年05月08日 01:05
香港在住です。
InterlinkのVPNとの合わせ技で最近までまったく問題なくConnectifyをつかえていたのですが、最近急に使えなくなってしまいました。。。
具体的にはShare Overのところに”Ethernet Mode Will Disconnect Internet”とでてSharing Modeが”Ethernet”しか選べないのです。

一度アンインストールして再インストールしてみたのですががダメでした。

当方Windows7ですが、どのような原因が考えられますでしょうか??
Posted by k-mits at 2013年05月08日 01:09
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